トルコ観光6日目・その4 アヤソフィア大聖堂
ブルーモスクの向かい側には、ビザンチン帝国時代の360年に建てられ、その後破壊と改築を重ねて、537年に完成した赤茶色のアヤソフィア大聖堂が立っている。
アヤソフィアは最初ビザンチン帝国時代にコンスタンチノープルのギリシャ正教の総本山教会として建てられたのだったが、1453年にオスマントルコがコンスタンチノープル征服した後は、イスラム教の寺院モスクに改められドームを囲む4本のミナレットが建てられた。現在は世界文化遺産に登録されているキリスト教とイスラム教の見事な融合建築物となっている。
ところで、モスクに改築の際、偶像崇拝を禁止しているイスラム教の教義に従って、内部に描かれていたキリスト教聖堂であった頃のフレスコ画やモザイク画は漆喰で覆われ、1922年に政教分離政策を採るトルコ共和国の誕生までの500年間深い眠りについていた。
その後、1935年に博物館として一般に公開されるようになった。そういう訳で、現在のアヤソフィア大聖堂はあたかもイスタンブールの変遷を象徴しているかのようである。
現在聖堂内部では、1934年にアメリカの調査団によって発見され、修復されたモザイク画を壁や天井に断片的に見ることができるが、その多くは石畳の 螺旋階段を昇った2階ギャラリーに展示されており必見である。また、出口付近の頭上の壁には有名なフレスコ画が描かれているので見落とさないように注意すべきである。
しかし、僕達が訪問した時はドームの中央を修復中の大きな足場がどーんと占拠しており、内部の荘厳さや美しさは今1つだった。

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