留学生のTシャツの刺繍
非常勤職場にはアジア、アフリカの大学から編入して学んでいる留学生が6人いる。今週の日本語補講に、アフリカのルワンダからの留学生が国章付きのTシャツ(最初の写真)を着てきた。刺繍柄について質問したが、詳しくは説明できないというので、インターネットで調べてみた。
2番目の写真はインターネットからの借用の国章写真である。国章のデザインのそれぞれの意味であるが、まず、「緑の縄の輪」は勤労による発展を象徴し、その輪の中にルワンダを象徴するモチーフが描かれている。「太陽」は透明性と啓蒙を、「アワの穂」と「コーヒーの木」は豊かな農業生産を、真ん中の「篭・バスケット」は助け合い・結束・分かち合いのルワンダの文化を、「青い車輪」は科学・工業・産業の発展を、そして、左右の盾は愛国心と国家主権の防衛をそれぞれ象徴している。また、黄色の帯に黒で記されている文字は、円の中が「REPUBULIKA Y'U RWANDA」 (国の名前)、縄の結び目の下が、モットーである「UBUMWE, UMURIMO, GUKUNDA IGIHUGU」 (団結、労働、愛国心)である。
ルワンダ(上の地図の矢印の先)は、中部アフリカの共和制国家(1962年ベルギーから独立)である。ルワンダと聞けば、映画「ホテル・ルワンダ」「ルワンダの涙」などを通して、国民の10人に1人が殺されたフツ族によるツチ族への1994年の大量虐殺の悲劇が思い出される。留学生の親兄弟もその犠牲者であったという彼は1昨年から日本政府の奨学金を得て、日々真摯に学業に取り組んでいる。彼は僕の40年以上の長い教職経験で出会った最も優秀な学生の1人である。まるで、インクの吸い取り紙のように知識を吸収していく!!はるか彼方のアフリカの地で活躍するであろう彼をいつか訪ねることがあるかも知れないと思いながら、授業内外での彼との草の根国際交流を楽しむと共に、できる範囲内で彼の留学生活を応援したいと思っている。

コメント